開け閉めしなくても、熱は玄関や窓から出入りしています。
夏は外から熱が入りこみ、冬は中から熱が逃げ出しています。
その原因は、玄関ドアや窓の気密性や断熱性の低さにあります。

家を出入りする熱の半分以上は玄関ドアの開口部や窓ガラスから。つまり家の中がやたらと寒かったり暑かったりするのは、玄関ドアや窓が原因になっています。特に築年数の経った家の玄関ドアや引き戸、窓や窓サッシは気密性が低下していることが多いです。また最近は断熱性の高い新しいタイプのドア・引き戸・二重窓などが増えてきています。窓の断熱化玄関の断熱性・機密性を高めるリフォームによって、玄関や居室だけでなく、廊下や階段に至る住まい全体の断熱性が高まり、快適で健康的な生活につながることでしょう。

音の出入り口にもなる窓。
内窓をつけるだけで騒音を防ぎ、室内からの音漏れも防ぐ。
窓を二重窓にして効果大。静かな暮らしを手に入れましょう。

防音には家の内壁・床・天井の建材に気を配ることが大切ですが、音の出入り口になる窓に内窓を付けるだけでも、防音性を高めるのには非常に有効な手段です。二重窓にするリフォームはとてもかんたん。今ある窓の内側に内窓を付けるだけの簡単工事で、室内に入ってくる音量を大きく軽減します。騒音によるストレス、睡眠不足などを解消できます。もちろん室内から室外に漏れる生活音の軽減も期待できるので、赤ん坊の泣き声や楽器の音、ペットの鳴き声や走り回る音などの音漏れ対策にも有効です。

泥棒が嫌がる窓・玄関にすること、それが最良の防犯対策です。
二重窓・やぶりにくい強いガラスを選ぶことで侵入を諦めさせる窓へ。
他にサッシ・シャッター・雨戸・面格子や玄関ドアの取り換えも。

侵入をためらい、手こずり、諦めさせる窓とはどういった窓なのか。
2枚のガラスの間に中間膜をはさむ「合わせガラス」は、ガラスを破壊しようとしてもヒビが入るだけで割れにくい効果があります。内窓をつけて二重窓にしたり、シャッターや雨戸、面格子があることで、泥棒は侵入するための作業に手間取ってしまうため、途中で侵入を諦めさせる効果が期待できます。またサッシは外部の支線を遮ることも可能となる多機能なものが増えていますので、外からの視線が気になる方にはおすすめです。

間口を広くする玄関まるごとリフォームでお出かけしやすい家に。
例えば引き戸にすることで大変な歩行介助の負担が軽減されます。
介護する人もされる人もストレスなくお出かけできる玄関に。

 介護をするようになって初めて気付く不便、それが玄関ドアの開け閉め。車いすをいっかい引いてドアを開けたり、開けたドアを手で押さえながら歩行介助したりと一苦労。介助する側にもされる側にも負担ですよね？引き戸だったら、通常のドアと違い開けるときに下がる必要が無く、扉を抑えておく必要もないので、車いすや歩行介助しながらでもスムーズに出入りできるようになります。また車いすの通過に備えて間口を広げる工事も一緒にしてしまえば、2人横並びでも楽に通り抜けられる広さを確保することも可能です。